由来 御霊神社は各地にあるが、祖先の霊を守る社と、怨霊鎮護の為に祀る神社とある。この社は、鎌倉始祖の鎌倉権五郎景政を祀った神社である。御霊神社はその昔、鎌倉近辺には大庭、梶原、長尾、村岡、鎌倉という平氏五家があり、これら五家の祖を祀る神社として五霊神社が建てられた。これが御霊神社となり祭神としていつしか、武勇で名高い領主の鎌倉権五郎景政公一柱だけを祀るようになった。鎌倉権五郎景政公は、剛勇で知られた武将で、後三年の役(1083〜)には16歳で出陣し、源義家に従って活躍した。この権五郎景政公の命日が9月18日で、この命日には、昔から面掛行列という珍しい行事が行われます。 |