足利持氏(あしかがもちうじ)
足利持氏(1398〜1439)は、室町時代の武将。父は足利満兼。室町幕府第四代の鎌倉公方となる。鎌倉公方の権力を強化する為、関東諸将の討伐を積極的に行ったことから、将軍側と対立。永享十年八月、将軍・足利義教は持氏追討を諸将に命じ、永享の乱が始まった。永享十一年(1439)二月鎌倉永安寺に監禁されていた持氏を包囲し、持氏は叔父・足利満直以下30余人とともに自害した。鎌倉の別願寺に高さ3mを超す、持氏の供養塔(市文)と永享の乱で自害した人々の墓があある。持氏の供養塔には四方に鳥居が浮き彫りされているが、これは持氏の怒りを静める為と言われている。享年42歳
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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