鎌倉の歴史上の主な人物

 

  北条時政(ほうじょうときまさ)     北条氏系図
北条時政(1138〜1215)は、初代鎌倉幕府執権。伊豆・北条(静岡県韮山)に勢力を持った豪族。長女の政子が、当時流人であった源頼朝と結婚。その後は挙兵から鎌倉幕府創設まで、頼朝の後ろ盾になる。頼朝没後、二代将軍・源頼家の背後で勢力を伸ばした比企一族と対立。建仁三年(1203)、比企能員を謀殺したばかりか、一族を攻め滅ぼし、頼家を引退に追い込み、伊豆・修善寺で殺害した。
実朝を三代将軍にして、自らは執権と称し、幕府内部で権力を振るう。時政の横暴さがエスカレートし、終に、娘の政子、息子の北条義時によって引退に追い込まれた。伊豆の願成就院に墓がある。
   北条時政像



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